初心者だけど、ウッドデッキを作ってみたい!
知識も何もないのに、本当にウッドデッキなんて作れるの?と思っていませんか?
結論から言えば、作りたいという熱意さえあれば、作れます!
今はもう、素人だけでなく本職の方までもが、ブログやYouTubeで情報発信をしている時代。正直それらを見れば、誰もがウッドデッキを作れます。
なんなら、女性一人でも作れると思います。時間はかかりますが^^
かくいう私も、DIYを始めてたった数か月、持っている工具は電動ドリルドライバーだけ、という状態からスタートしました!

ここでは、ウッドデッキ作りを始める前に、私が実際に感じていた不安や心配と、それをどうやって解消したのかをご紹介します^^
素人でも、水平や垂直ってきっちりと出せるの?
「ウッドデッキを作ろう!」
そう思って私が最初にしたことは、ウッドデッキ作りについて書かれたブログや、YouTubeの検索です^^
相当たくさんの記事や動画を見ました。「なるほどねー、作業自体は私にもできそうだなあ」そう思いつつも、色々な記事を見ながら徐々に湧きあがった不安は、「みんな『水平や垂直をしっかり取ることが大事!』って書いてあるけど、そんなの本当に出来るの!?」でした。
簡単そうに「水糸を張る」作業をしてるけど、そもそも素人が水糸を使って水平なんて出せるの?
全ての束石や支柱を、同じ高さに揃えることなんてできるのだろうか??
次第に、私の検索する内容は、「ウッドデッキの作り方」から、「水平や垂直の精度がきっちり出なくても、ウッドデッキは作れるのか」という方向性にシフトしていきました(笑)。もちろん、「正確じゃなくても大丈夫!」などと書いてある記事はないので、記事や画像の端々から、「あ、そんなにきっちりやってないな」というのを読み取るのです(笑)。
そして結論が出ました。
それほど正確に水平を出せなくても、何とかなりそう♪(※あくまで個人的な見解ですw)
商売なら完全アウトでしょうが、自分が自分のために作るものですからね。
写真を見てもわかるように、手すりの支柱は垂直じゃないし、笠木(手すりの上の部分)の高さも違います(笑)!それでも、実際に作った8㎡のウッドデッキは、1年経った今でも傾くことも沈むこともなく(笑笑)、生活の一部となり、家族の憩いの場であり続けています。
実際のリカバリ方法などは、作り方の記事の中で紹介していきます!もちろん最善は尽くすべきですが、最善を尽くした結果イマイチだった…という状態でも、なんとかなるものだと安心して頂けると思いますよ♪
ウッドデッキは何年もつの?
我が家には、10年前に本職の大工さんに作ってもらった、約3㎡のウッドデッキがありました。「ノーメンテで10年はもつよ」と言われたのに、そのウッドデッキは3年で腐り始め、なんと4年目には、母が床板を踏み抜いて大怪我しました!
確かに10年間ノーメンテで、ウッドデッキの形として残りはしたけど、あちこちが朽ちていて、実際に怪我人も出て、恐々としか歩けないウッドデッキなんて、むしろない方がマシなレベル。
だけどこういった話は決して珍しくないようです。
原因は、「ウッドデッキに向かない木材を使った」ことと、「メンテナンスが不十分」だったこと、のふたつだと思います。
対策
・ハードウッドなどの、屋外の過酷な環境にも耐えうる木材を使うこと
・防腐・防カビ効果の高い、しっかりとした木材保護塗料を重ね塗りして、その後も数年に一度塗り直しなどのメンテナンスを行うこと
これらをしっかりとやれば、15年もつウッドデッキが作れる!とわかりました。
我が家の腐ったウッドデッキは、今思うと、防虫防腐加工を施したツーバイフォー材(当初は薄い緑色をしていた)で作られ、しかも無塗装でした。……3年で腐って当然ですよね^^;
そして、「これはすごい!!」と衝撃を受けた動画があります!
『カミヤ先生のDIY!家具教室』https://www.youtube.com/channel/UC7EH_WSlrmV6lXp91KAUPCwより。
なんと、作ったウッドデッキの13年後を紹介されているのです。
色々なウッドデッキの記事を検索しましたが、「完成品のその後」を紹介しているものは、他に見かけた記憶がありません。めちゃくちゃありがたい動画です!
この動画を見て、「これだけもつのなら、お金も手間もかけて作る甲斐がある!」と、安心しました^^
迷ったとき、どうしてる?
せっかく作るなら、希望をすべて叶えるものを作りたいですよね!ただ、自分の技術が追いつくかどうか……不安です(笑)
やろうかどうしようか?って迷ったとき、どうしてますか?
私の希望は、手すりとパーゴラを作ることでした。手すりがあれば、洗濯物や布団が干せるし、パーゴラがあれば、ちょっとした日陰を作ることもできますから。
ただ、パーゴラは家族に強固に反対されました。「台風の時に壊れて隣家を傷つけたらどうするんだ」……その時の私は、最近大型化がすさまじい台風に抵抗出来る強度のものを作る自信がなかったので、設置をあきらめました^^;
材料をそろえて後はやるだけ!という状態にしてしまえば、後はなんとか工夫して完成させられると思っているのですが、やっぱり無理は禁物。そういう指摘が入ったということは、「今はそれをやるべきじゃないんだな」と思うことにしています。
横やりが入った、とか、どうしても不安が拭えない…というときには、無理はしない方がいいかもしれませんね^^
十分に技術や自信がついてから挑戦することもできますから!